取引先に対するお歳暮

お歳暮は、平素からの感謝の気持ちをかたちにしたものといえますが、特定の個人、たとえば同じ会社の上司や塾の先生などに対してではなく、属している会社の取引先に対して、なかば営業活動の一環として贈り物をすることもあり得ます。この場合は、会社としての行為になりますので、個人の裁量の余地はあるにしても、やはり上司の決裁を受けなどして、予算もあらかじめ計画を立てた上でのこととなります。ここで注意したいのは、取引先の担当者などの個人あてにするのか、それとも取引先の部署全体に対してにするのかによって、宛先の表記も、お歳暮として選ぶ品物の内容も異なってくる点です。お歳暮の宛先については、取引先の部署全体に対してのものであっても、その部署を代表して、営業所長や支店長などのトップの名前を書くことがあります。

日頃から顔なじみの関係であれば別ですが、日頃は営業マンなどの担当者とやり取りしており、営業所長や支店長などとはそれほど親密ではない場合は、相手の名前を間違えてしまったりしやすいものです。このあたりは細心の注意を払って対応すべきもので、感謝を伝えるつもりが、かえって失礼になってしまうことのないようにしなければなりません。また、お歳暮の内容についても、アルコールや日持ちしない食べ物などは、部署全体に対する贈り物としては、あまり適したものとはいえません。少なくとも、もらった相手のほうも、職場で使えないようなものでは迷惑になるかもしれないことは、想像力を働かせて考えておくべきです。

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